ANA国内線のキャンセル・予約変更ガイド【2026年最新】シンプル・スタンダード・フレックス取消手数料の違いを解説

更新日:2026年9月15日 公開日:2022年10月14日

ANA国内線のキャンセル・予約変更ガイド【2026年最新】シンプル・スタンダード・フレックス取消手数料の違いを解説

【結論】キャンセル(払い戻し)にかかる「取消手数料」は、運賃タイプによって発生するタイミングと料率が大きく異なります。ほとんどは航空券購入後から取消手数料が発生し、搭乗45日前まで「シンプル」は運賃の約20%、「スタンダード」は運賃の約10%が手数料として発生し、出発が近づくほど段階的に上昇します。「フレックス」は日数に関わらず出発前であれば一律500円です。なお、「シンプル」の予約変更は不可ですが、「スタンダード」は有料、「フレックス」は無料で変更できます。

日本最大手の航空会社・ANA(全日本空輸)。2026年5月19日搭乗分から国内線の運賃体系が「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の3種類に刷新され、キャンセル・予約変更のルールも大きく変わりました。今回は、新運賃体系に基づいたANA国内線のキャンセル・予約変更の手続きと、運賃タイプ別にかかる手数料について詳しく紹介します。

目次

ANA国内線の新運賃「シンプル・スタンダード・フレックス」とは?

ANA国内線の新運賃「シンプル・スタンダード・フレックス」とは?

2026年5月19日搭乗分から、ANA国内線には国際線と同じ予約・搭乗ルールが適用され、運賃体系が「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の3種類に刷新されました。座席クラスの名称も「普通席」→「エコノミークラス」、「プレミアムクラス」→「ファーストクラス」に変わっています(サービス内容自体に変更はありません)。
3運賃の主な違いは次の通りです。

シンプルスタンダードフレックス
価格帯★(安)★★(中)★★★(高)
予約販売期間前日まで前日まで当日まで
予約変更不可有料無料
払い戻し有料有料有料
無料手荷物許容量1個/23kg2個/23kg2個/23kg
事前座席指定出発時刻24時間前から可能無料無料
アップグレード不可

安さを優先するなら「シンプル」、座席指定や手荷物も含めてバランスよく使いたいなら「スタンダード」、出張などで予定が変わりやすい人は「フレックス」が向いています。運賃体系全体の詳しい違いはこちらの記事でも解説していますので、あわせてご確認ください。

【運賃タイプ別】ANA国内線のキャンセル手数料はいつから発生する?(シンプル/スタンダード/フレックス)

【運賃タイプ別】ANA国内線のキャンセル手数料はいつから発生する?(シンプル/スタンダード/フレックス)

キャンセル(払い戻し)にかかる「取消手数料」は、運賃タイプによって発生するタイミングと料率が大きく異なります。ANA公式サイトの手数料一覧をもとに、運賃タイプ別にまとめました。

払い戻し日時シンプルスタンダードフレックス
購入後~
搭乗日45日前
運賃額(税抜)の約20%運賃額(税抜)の約10%一律500円
搭乗日44日前~
28日前
運賃額(税抜)の約40%運賃額(税抜)の約20%
搭乗日27日前~
出発時刻前
運賃額(税抜)の約60%運賃額(税抜)の約30%
出発時刻以降運賃額(税抜)の100%(消費税・旅客施設使用料のみ返金)運賃額(税抜)の100%(消費税・旅客施設使用料のみ返金)運賃額(税抜)の100%(消費税・旅客施設使用料のみ返金)

「シンプル」や稀に発生する「セール」運賃の取消手数料は、航空券購入後から発生し、出発直前には運賃額の約60%に達します。「スタンダード」の取消手数料も同様で、出発直前は運賃額の約30%。一方「フレックス」は出発時刻前であれば、日数にかかわらず一律500円のみとなっています。
なお、旧運賃体系にあった「払戻手数料」という名称は廃止され、現在は予約便の変更時に「予約変更手数料」、航空券の払い戻し時に「取消手数料」がそれぞれ発生します。

ANA国内線の予約変更はできる?

ANA国内線の予約変更はできる?

予約便の変更可否も運賃タイプによって異なります。

  • シンプル 予約変更不可
    ※変更したい場合は一度払い戻し、新たに購入し直す必要があります
  • スタンダード 有料で変更可能
  • フレックス 無料で変更可能

「スタンダード」の予約変更手数料は、航空券購入後から発生し、搭乗日45日前には運賃額の約5%、出発直前には約10%に達します。取消手数料よりも低い料率に設定されているため、キャンセルより便の変更の方が安く済みます。

変更日時「スタンダード」
予約変更手数料
購入後~
搭乗日45日前
運賃額(税抜)の約5%
搭乗日44日前
~28日前
運賃額(税抜)の約8%
搭乗日27日前
~出発時刻前
運賃額(税抜)の約10%
出発時刻以降予約変更不可

手数料なしで変更・払い戻しができる特別なケース

手数料なしで変更・払い戻しができる特別なケース

以下のようなケースでは、運賃タイプにかかわらず手数料なしで変更・払い戻しが受けられる場合があります。

病気や怪我

体調不良などやむを得ない事情でキャンセルする場合、医師の診断書を提出し、手数料なしでの変更・払い戻しに対応してもらえる場合があります。
予約変更に関して、旅行開始後であれば予約変更ができる場合があります。ANA電話窓口へ相談しましょう。なお、旅行開始前の場合は診断書・証明書等による特別な対応はなく、購入した航空券の運賃規則に従った変更手続きとなるのでご注意ください。
払い戻しに関して、専用フォームに診断書を添付のうえ手続きを進めましょう。(ANAマイレージクラブ会員専用サイトも別途あり)受理された場合は1週間~10日を目安に払い戻しが行われます(クレジットなどの場合は1~2カ月程度が目安)。

天候不順・自然災害による大幅な遅延・欠航

台風や地震などの自然災害、極端な悪天候などが原因で搭乗できない場合も手数料なしで便の振り替えや払い戻しが受けられます。変更手続きの期限は便の遅延・欠航の決定以降、予約便の出発20分前までです(ANAウェブサイトでは出発20分前を過ぎた予約変更はできません)。払い戻しは便の出発予定日から1年と30日以内に手続きを済ませる必要があります。

交通費や宿泊費などの諸費用は自己負担

自然災害・悪天候などで搭乗をキャンセルする場合、注意しておくべきポイントがあります。天候の悪化でフライトの可否が分からない状態で空港に到着し、キャンセルになった場合、空港までの交通費は自己負担になります。また、フライト前日に空港近くのホテルなどで宿泊し、当日キャンセルになった場合もANAから宿泊料が支払われることはありません。諸経費は搭乗者が負担するものとして準備しておきましょう。

機材故障などの航空会社起因の大幅な遅延・欠航

エンジントラブルや機材故障など、遅延・欠航の原因がANA側にある場合も手数料なしで払い戻し・便の変更が可能です。予約便の遅延・欠航の決定後、出発20分前までに手続きを済ませましょう。この場合、目的地までの交通費や宿泊費などはANA負担(上限15,000円)となります。精算には領収書の提示が必要で、期限は予約便出発予定日から30日以内です。諸経費がANA負担に該当するケースかどうかはこちらのサイトで確認しましょう。
なお、遅延・欠航の最新運航情報は、ANA公式サイトの運航状況ページやANAアプリのプッシュ通知で随時確認できます。

ANA国内線のキャンセル・払い戻し方法は?

ANA国内線のキャンセル・払い戻し方法は?

ANAで購入した航空券をキャンセルする場合、「ANAウェブサイト」「ANA予約・案内センター」「ANA国内線空港カウンター」のいずれかで手続きができます。

ANAウェブサイトでのキャンセル・払い戻し方法

最も手軽なのはANAウェブサイトでの手続きです。パソコンやスマートフォンから簡単に手続きを進められます。トップページから「予約確認/チェックイン」を選択し、キャンセルしたいフライトを選んで手続きを進めます。なお、運賃リニューアルに伴い9桁の「確認番号」での予約照会は終了しており、現在はメールやeチケット控えに記載の「予約番号(英数字6桁)」または「航空券番号(数字13桁)」で予約内容を確認する形に変わっています。

ANAウェブサイトでのキャンセル・払い戻しができないケース

「予約便出発予定日の翌日から11日を過ぎて払い戻しを行う」「ANAの空港カウンターや旅行会社で航空券を購入している」「往路と復路で予約している便の記録が異なる」など一部ケースでは、ANAウェブサイト上での手続きができません。その際はANA予約・案内センターまたは空港の係員に相談しましょう。

ANA予約・案内センターでのキャンセル・払い戻し方法

パソコンやスマートフォンの操作が難しい場合は、電話でも手続きができます。予約番号や搭乗日、便名などを伝えると対応してもらえます。

▼ANAマイレージクラブ会員
0570-029-767(ナビダイヤル)/03-6741-6683(東京)

▼ANAマイレージクラブ非会員
0570-029-222(ナビダイヤル)/03-6741-8800(東京)

受付時間は8:00~20:00(年中無休)。混み合う時間帯もあるため、コミュニケーターへの接続可能目安時間をこちらのサイトで公開しています(非会員はこちらのサイト)。
接続時間の目安を確認してから電話するのがおすすめです。

ANA国内線空港カウンターでのキャンセル・払い戻し方法

すでに空港にいて急にキャンセルが必要になった場合は、ANA国内線の空港カウンターへ。航空券、予約番号、運転免許証やパスポートなど本人確認書類を準備しておくとスムーズです。

払い戻しの方法・返金までの日数について

払い戻しの方法・返金までの日数について

決済方法によって、払い戻しの方法や返金までの日数が異なります。

  • クレジットカード決済

    カード会社を通じて返金。手続き日やカード会社の締め日によって前後しますが、目安として1~2カ月程度かかります。

  • 現金決済(ANAウェブサイトで払い戻し)

    金融機関の営業時間内であれば即日営業時間外でも翌営業日には振り込まれます(振込手数料は搭乗者負担)。

  • 現金決済(ANA予約・案内センターで払い戻し)

    手続きからおおよそ10日以内を目安に指定口座へ振り込まれます(年末年始やゴールデンウィークなどは10日以上かかる場合があります)。

  • ANA SKYコイン決済

    手続きと同時にANA SKYコインで払い戻されます。手続き時点で有効期限を過ぎているANA SKYコインは払い戻しの対象ではありません。

FAQ

FAQ
Q1. ANA国内線の運賃「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の違いは何ですか?

A. 2026年5月19日搭乗分から導入された新運賃です。「シンプル」は価格重視で予約変更不可、「スタンダード」は座席指定・手荷物などの基本機能を備え予約変更は有料、「フレックス」は当日購入・無料での予約変更が可能な最も柔軟な運賃です。

Q2. ANA国内線のキャンセル手数料はいつから発生しますか?

A. 運賃タイプによって異なります。「シンプル」は航空券購入後から搭乗日45日前までで約20%、「スタンダード」も航空券購入後から45日前までで約10%の取消手数料が発生し、出発が近づくほど段階的に上昇します。「フレックス」は出発前であれば一律500円です。

Q3. ANA国内線の予約(便)を変更することはできますか?

A. 予約変更有無も運賃タイプによって異なります。「シンプル」は予約変更不可、「スタンダード」は予約変更手数料(約5~10%)を払えば変更可能、「フレックス」は無料で変更できます。いずれも出発時刻を過ぎると変更できません。

Q4. ANA国内線のキャンセル払い戻しはいつ返金されますか?

A. クレジットカード払いの場合は1~2カ月程度かかります。現金払いでANAウェブサイトから払い戻した場合は即日~翌営業日、ANA予約・案内センター経由の場合は約10日以内が目安です。

Q5. 病気や天候不良でフライトをキャンセルした場合、手数料はかかりますか?

A. 病気や怪我でやむを得ずキャンセルする場合は、医師の診断書提出などにより手数料が免除される場合があります。悪天候や機材故障などANA側に起因する欠航・遅延の場合も、手数料なしで払い戻し・便の変更が可能です。

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まとめ

まとめ

2026年5月19日の運賃リニューアルにより、ANA国内線のキャンセル・予約変更ルールは運賃タイプ(シンプル・スタンダード・フレックス)ごとに大きく異なるものになりました。急な事情で搭乗できなくなった場合は、まず自分が購入した運賃タイプを確認したうえで、ANAウェブサイトや予約・案内センターで早めに手続きを行いましょう。キャンセル手数料は搭乗日が近づくほど高くなるため、対応が早いほど出費を抑えられます。払い戻しの申請期限にも気を付けましょう。

参考・出典

※本記事は更新日時点の情報をもとに作成しています。内容は予告なく変更される場合がありますので、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

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