ファーストクラスと他クラスの違いを徹底比較|料金・座席・サービスをANA・JALで比較【最新】

更新日:2026年9月10日 公開日:2025年3月21日

ファーストクラスと他クラスの違いを徹底比較

【結論】ファーストクラスは座席の広さやサービスの質が普通席と大きく異なり、ANA・JALともに往復50,000円台後半~90,000円程度が料金の目安です。正規料金がネックでも、当日アップグレードや株主優待、マイル活用を組み合わせれば、よりお得に利用できるため、まずは自分に合った方法をチェックしてみましょう。

さまざまなクラスの座席が用意されている飛行機ですが、その中で最も高額なのがファーストクラス。料金は、エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの順に高くなるとされていますが、他のクラスとどのような違いがあるか気になる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、主に国内線のファーストクラスはどのようなものなのか、そして料金や予約方法についてもまとめました。ファーストクラスの利用を考えている人はもちろん、興味がある人は、ぜひ参考にしてください。

目次

ファーストクラスとは?ほかのクラスとの違いを徹底比較

ファーストクラスが違うポイント(座席/手荷物ルール/機内食/アメニティ/エンタテインメント)

ファーストクラスは、エコノミークラスやビジネスクラスと比べ、座席の広さや機内食、アメニティなどあらゆる点が異なります。どの程度違いがあるのか、それぞれ比較してみましょう。

座席の違い

ファーストクラスの座席イメージ

※画像はイメージです。

ファーストクラスの座席は、機種にもよるものの、幅、長さともに飛行機に乗っているとは思えないほどの広さがあります。
特にJAL国内線の最新機種「AIRBUS A350」のファーストクラスで採用されているシート幅は約51cmとなっており、エコノミークラスに設置されている普通席と比べて10cmほど余裕がある点が特徴です。前後の座席幅については約134cmと、普通席と比較して約1.7倍広くなっています。

預け手荷物の違い

預けられる荷物の量にも、ファーストクラスならではの余裕があります。
ANAの場合、エコノミークラスは1個23kgまで・2個まで無料であるのに対し、ファーストクラス(プレミアムクラス)は1個32kgまで・3個まで無料と、重さ・個数ともに優遇されています。
JALもファーストクラス利用時は手荷物の無料枠が広がり、普通席の20kgに対してファーストクラスは総重量45kgまで(いずれも個数制限なし)とされています。荷物が多くなりがちなゴルフ・スキー旅行や長期滞在の際は、この違いも意外と見逃せないポイントです。

機内食の違い

ファーストクラスの機内食イメージ

※画像はイメージです。

長時間のフライトは食事も楽しみの一つです。国内線の場合、エコノミークラスだと基本的に食事提供はありません。ソフトドリンクの提供はあるものの、機内販売でも食事を取り扱っていないケースがほとんどです。
対してファーストクラスの場合、季節や時間帯に応じた機内食が提供されています。食事の有無についても、ファーストクラス利用の特権となるでしょう。なお、国際線の場合はエコノミークラスであっても食事が提供されますが、メニューや使用容器に違いがあるようです。

アメニティの違い

アメニティが充実しているのもファーストクラスの特徴です。たとえばJALでは専用スリッパやクッション、新聞など、ANAはヘッドフォンや毛布、スリッパなど、それぞれ機内を快適に過ごすことができるアメニティを取り揃えています。
国際線の場合は、有名ブランドとのコラボアメニティが提供されるケースも見られます。快適な空の旅を楽しめるアメニティやサービスが充実しているのはファーストクラスならではの特徴です。

エンタテインメントの違い

ファーストクラスでは、自分だけの空間でエンタテインメントを楽しむことができます。
たとえば、エコノミークラスやビジネスクラスにはない約15.6インチの大型モニターが設置されているなど、大画面で映像を楽しめます。
国際線の場合は、座席内蔵スピーカーやノイズキャンセリングヘッドホンも用意されているため、オーディオ環境を自分好みに選び、大画面と迫力の音声で普段以上の没入感を味わうことができます。

知っておきたい!ファーストクラスの料金

知っておきたい!ファーストクラスの料金

ファーストクラスの料金はいくらくらいなのでしょうか?以下の条件で航空会社別に比較します。

【条件】
出発地:東京-羽田空港
予約日:2026年9月4日
搭乗日:往路2026年10月1日・復路10月8日

また、貯まったマイルでファーストクラスのチケットを購入する場合の必要マイル数についても確認してみましょう。なお、時期や曜日などによって価格は変動するため、実際の料金はホームページでご確認ください。

ANAのファーストクラス料金

まずは、ANAのファーストクラス料金を確認します。ANAの国内線は、「普通席」と「プレミアムクラス」の2種類のみとなっており、ここではプレミアムクラスの料金を紹介します。

航路往復運賃
東京-札幌74,925円     
東京-大阪52,950円
東京-福岡80,220円
東京-那覇87,115円

なおANA国内線の特典航空券は、普通席のみ利用可能となっています。プレミアムクラスはマイルと交換することはできません。

JALのファーストクラス料金

次にJALのファーストクラスの運賃を確認します。ANAと同様の条件で往復した場合の運賃です。

航路往復運賃
東京-札幌71,790円
東京-大阪調査日時では該当便なし
東京-福岡76,810円
東京-那覇85,850円

JALの特典航空券を利用した場合、「東京-札幌」および「東京-福岡」の区間は往復で40,000マイル必要になります。「東京-那覇」は往復44,000マイル必要です。このように発着点によって必要マイル数が変動するため、利用する際は事前に確認しておくとよいでしょう。

人気航空会社のファーストクラスを徹底比較

人気航空会社のファーストクラスを徹底比較

国内の主要航空会社であるANAとJALの国内線ファーストクラスのサービス内容や特徴もチェックしておきましょう。ここでは、座席・食事・アメニティ・エンタテインメントの4点について比較します。
なお、搭乗する便によって提供される料理が異なるため、気になる人は事前にホームページでチェックしてみてください

ANAファーストクラス

ANAの国内線ではファーストクラスという名称でのサービスは提供されておらず、「プレミアムクラス」がファーストクラスに近い位置づけとなっています
座席間隔は約127cmとゆとりがあり、約15.6インチのタッチパネル式パーソナルモニターも装備。電動リクライニングも利用可能です。さらに大型フットレスト・レッグレストも利用できるため、快適性の高いシートになっています。
また、機内食については搭乗便の出発時間帯に合わせたものが提供されます。日本酒・ワイン銘柄も豊富に用意されているため、普段とは異なる特別な空の旅を楽しめるはずです。
アメニティについては、高性能のヘッドフォン、毛布とスリッパが用意され、希望すればアイマスクや耳栓、マウスウォッシュなども提供してもらえます。

JALファーストクラス

JALの国内線ファーストクラスで採用されているシートは、機体によって若干異なります。「A350/787」と「767」でシートサイズや設備に違いがあり、各シートの詳細は以下の通りです。

機体シート幅
A350/787約51cm
(普通席 約41~44cm)
767約50cm(普通席 約45cm)

この他にも座席周りに搭載されている機能や設備が異なるため、詳細はホームページをご確認ください。
また、提供される食事は時間帯や発着の空港によって異なります。月ごとにメニューも変わるので、さまざまな食事を楽しめるのもポイントとなるでしょう。

ファーストクラスをお得に利用する方法

ファーストクラスをお得に利用する方法

「ファーストクラスには乗ってみたいけれど、やっぱり高い!」そのような人のために、ファーストクラスの予約方法や予約のポイントを紹介します。同じ月でも、運賃に違いがある場合もあります。賢く予約して、お得にファーストクラスを利用しましょう。

ステップ1:希望のフライトを探す

ファーストクラスを予約する場合も、他のクラス同様に、まずは希望のフライトを探します。希望する日時や利用する空港が決まった時点で、各航空会社のホームページや旅行代理店で空席を確認しましょう。
この際、一つのサイトで確認をして購入するのではなく、料金を比較し予算に合った便を選ぶことがポイントです。また、スケジュールを早めに決めれば「早割運賃」も利用できるため、少しでも安く購入するために早めの予約を推奨します。

ステップ2:マイルを活用する

お得にファーストクラスに乗る方法として、マイルを活用する方法もあります。
マイルを使って航空券を購入する際は「特典航空券」で予約しましょう。利用できるマイルは航空会社によって異なり、ANA国内線の特典航空券は普通席のみの展開のため、ファーストクラスを利用することはできません。JAL国内線のファーストクラスで利用できる片道マイル数は14,500マイルからになりますが、利用できない路線もあるため注意が必要です。
他にも、ビジネスクラスからファーストクラスへアップグレードする際にマイルを使えることがあります。
なお、マイルを貯めるには、各航空会社のマイレージクラブの会員になる必要があります。中には入会金や年会費のかからない会員もあるため、チェックしてみるとよいでしょう。会員になると、日常の買い物や旅行・食事など、あらゆる場面でマイルを貯められ、航空券の購入などに役立ちます。

ステップ3:キャンセルポリシー、変更手数料を確認する

予約時はトラブルを避けるためにキャンセルポリシーにしっかり目を通しましょう。キャンセルや搭乗内容を変更する際の手数料発生有無などが原因でトラブルになることがあります
また、姓名を反対に入力してしまっていないか、総額いくらかかるのかなどもチェックしたいポイントです。申込内容はスクリーンショットなどで保管しておくと後で見返せます。何かあった際の連絡先も控えておくと安心です。また、国際線の場合は運賃に追加で燃油サーチャージがかかるため覚えておきましょう。
インターネットで気軽に予約ができる時代ですが、慣れない分ミスをしたり、トラブルに巻き込まれたりする可能性もあるので、予約画面は隅々まで目を通し、理解したうえで予約を取りましょう。

ステップ4:当日アップグレードを狙う

「今日は奮発してファーストクラスに乗りたい」そう思い立ったときは、当日のアップグレードを狙ってみるのも一つの方法です。
ANAでは、当日空港のカウンターで空席待ちを申し込むことができます。事前に申し込む場合は出発24時間前からWebサイトや電話での受付が可能で、区間ごとに追加料金が設定されています。
JALも同様に、Webサイトやアプリ、空港の端末から出発3時間~20分前まで申し込むことができ、満席の場合は空席待ちに登録しておけば、空きが出た時点で自動的にファーストクラスへ変更されます。いずれも空席状況によって利用できるかどうかが決まるため、確実に乗りたい日は早めに正規の運賃で予約しておくと安心です。

ステップ5:株主優待を活用する

ANA・JALともに、株主優待券を使うとお得にファーストクラスへ搭乗できます
株主優待券は、通常運賃から約50%引きの料金で利用できるもので、金券ショップやフリマアプリでも購入できます。ANAには株主優待でファーストクラス(プレミアムクラス)を予約できる専用の割引運賃が用意されており、JALでは株主優待で購入した運賃に追加料金を支払うことでファーストクラスへ変更できます。正規運賃で購入するよりも3,000~20,000円ほど安くなるケースもあるので、有効期限や購入枚数の条件を確認したうえで活用してみましょう。

ステップ6:機材変更のチャンスを逃さない

少し番外編にはなりますが、まれに機材の変更によって、思いがけず上質な座席で過ごせることがあります
ANA・JALでは、国内線に国際線仕様の機材が使われることがあり、この場合は国内線のファーストクラス運賃のまま、国際線のビジネスクラスやファーストクラス仕様のシートに座れることがあります。ただし、これは航空会社が公式に用意している制度ではなく、いつ起こるか予測することもできません。反対に、機材変更によって普通席に振り替えられてしまう場合もあります。狙って利用するというよりも、「当日乗ってみたらラッキーだった」くらいの気持ちで捉えておくとよいでしょう。

FAQ

FAQ
Q1. ファーストクラスにドレスコードはある?

基本的に指定はありませんが、専用ラウンジも利用することを考えると、スマートカジュアル程度の服装を意識しておくと安心です。

Q2. 子供連れでも利用できる?

生後8日以降であれば利用可能です。事前に申し込めば、子供用の機内食に対応してもらえる場合もあります。

Q3. 手荷物はどれくらい預けられる?

ANAは1個32kgまで・3個まで、JALは総重量45kgまでが目安です(普通席の場合ANAが1個23kgまで・2個まで、JALは総重量20kgまで)。

Q4. 事前の座席指定はできる?

多くの場合、追加料金なしで指定できます(一部の他社運航便を除きます)。

Q5. キャンセル待ちはできる?

※ANAは2026年5月19日以降、インターネットでの空席待ちが廃止され、当日空港カウンターでの受付のみになりました。JALは当日、空港窓口やWeb・アプリから空席待ちに登録できます。

Q6. 当日空港でファーストクラスにアップグレードできる?

ANA・JALともに、当日空港のカウンターや専用ページから空席待ちアップグレードを申し込めます(詳しくは「ステップ4:当日アップグレードを狙う」をご覧ください)。

旅行のプロが教える、ファーストクラスを120%楽しむためのポイント

旅行のプロが教える、ファーストクラスを120%楽しむためのポイント

ファーストクラスは、機内だけでなく搭乗前後から質の高いサービスを受けられます。ファーストクラスに乗るのであれば、最大限楽しめるように予習しておきましょう。

搭乗前

ファーストクラスのラウンジイメージ

※画像はイメージです。

搭乗前はファーストクラス専用ラウンジで過ごすことが可能です。ラウンジでは、食事やシャワー、仮眠など、思い思いに過ごすことができます。特に食事は、各航空会社が力を入れている部分でもあり、ファーストクラス専用ラウンジだと、すぐそばで板前が握る寿司やカレーライス、アルコール類も豊富です。
また、専用チェックインカウンターや保安検査場を利用できるため、カウンターの長い列に並ぶ必要もありません。

機内

機内では、他のクラスでは味わえない広々とした空間を有効活用しましょう。機内食を最大限楽しみたい人は、事前予約サービスを利用する方法もあります。あらかじめどのような食事が提供されるか確認し、選んでおけば、食べる楽しみも増すでしょう。
国際線では、時差ボケを減らすために睡眠を取りたい人もいるでしょう。アイマスクや耳栓をしてもよいですし、事前に睡眠時間を普段より短くし、身体を動かしておくなど、快適な睡眠を取れるよう、あらかじめ調整しておくこともポイントです。

到着後

ファーストクラスは、到着後も優先的に降機できます。手荷物がなかなか出てこず、長く待たされた経験のある人もいるかもしれませんが、手荷物も優先的に受け取ることが可能です。なお、航空会社によっては到着後、次の目的地まで送迎サービスを行っている会社もあります。

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まとめ

まとめ

搭乗前から目的地到着まで、最高のおもてなしを受けられるファーストクラス。興味はあるものの、料金の高さがネック…という場合でも、マイルや早割でお得に搭乗できることもあります。気になる人は、一度ファーストクラスの雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

参考・出典

※本記事は更新日時点の情報をもとに作成しています。内容は予告なく変更される場合がありますので、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

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